FXにおける「pips(ピップス)」とは、為替レートの変動幅を表す最小の単位のことです。
これにより異なる通貨ペアの値動きを比較したり、損益を計算しやすくなっています。
円を含む通貨ペアの例(ドル/円)
例えば、ドル/円の通貨ペアの場合、1pipsは0.01円(1銭)にあたります。
ドル/円のレートが100.00円から100.10円に上がった場合、これは10pipsの上昇と表現します。
円を含まない通貨ペアの例(ユーロ/ドル)
一方、ユーロ/ドルのように円を含まない通貨ペアの場合、1pipsは通常0.0001ドル(小数点第4位)で表されます。
たとえばレートが1.2000ドルから1.2010ドルになった場合、10pipsの上昇ということになります。
まとめ
- 円を含む通貨ペアの1pips = 0.01円(1銭)
- 円を含まない通貨ペアの1pips = 0.0001(例:ドルの場合は0.0001ドル)
- pipsは通貨の値動きを示す共通単位で、損益計算や取引結果の分析に欠かせない.
このように、pipsを理解すると為替の値動きを正しく把握しやすくなり、FX取引を進めるうえで役立ちます。
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