4時間足×5分足でコツコツ10pips

しずかな学び舎

ニューヨーク時間に自分らしくトレードする私のルール

FXを始めてからずっと、「自分に合うトレードスタイルって何だろう?」と考え続けてきました。

あれこれ試した結果、いまの私は

「4時間足で方向を決めて、5分足で10pipsをコツコツ積み上げる」

というシンプルなスタイルに落ち着きつつあります。


流れをつかむ

使うのは、ポンドドルの4時間足と5分足。

4時間足では、大きな流れが上なのか下なのかだけを確認します。

川の流れの向きのようなものだとイメージすると分かりやすくて、

「今日は上流に向かっているのか、下流に向かっているのか」

を先に決めてからチャートを見るようにしています。


4時間足で確認

エントリーの主役は5分足です。

5分足には、20SMA・75SMA・200SMA・240SMAの4本の移動平均線を表示しています。

20SMAは“いまこの瞬間の空気感”、75SMAは“今日の流れ”、200SMAと240SMAは“1日〜1時間足レベルの大きな流れ”というイメージです。

4時間足で「今日は下方向」と決めた日は、5分足のレートが200SMA・240SMAより下にあることをまずチェックし、そのうえで20SMAや75SMAまでの戻りをじっと待ちます。


分割してエントリー

エントリーは、一度にドンと入らずに分割で。

20SMA付近で第一弾、もう少し戻って75SMA付近まで来たら第二弾、

といった具合に、少しずつポジションを積み上げていきます。

そこから再び陰線が出て、移動平均線の下に戻されたところが、私にとっての「よし、売ろう」の合図です。


目標は10pips

目標は、一回のトレードで10pips。

10pipsを4〜5セット積み上げるのが、今の私の理想的な一日のイメージです。

欲張って一度に大きく取ろうとすると、どうしても感情が揺れてしまうので、

「小さく・何度も・同じパターンだけ」を心がけています。


利確は10pipsで。

勢いがあるときだけ、半分だけ利確して残りを少し伸ばすこともありますが、基本は“予定通り”を優先しています。

損切りは、5分足の直近戻り高値の少し上に置きます。


ロットの調整

口座全体では、1回のトレードで失って良い金額をあらかじめ決めておき、その範囲に収まるようにロットを調整しています。

「先にやめる場所を決めてから入る」と、不思議とエントリーも落ち着いて選べるようになりました。

トレードする時間帯

トレード時間は、ニューヨーク時間が中心です。

ロンドンとの重なる時間帯は動きも大きく、ポンドドルらしいボラティリティが出やすいので、そこでチャンスを待つことが多いです。

逆に、重要指標の直前直後や、チャートがぐちゃぐちゃに見えるときは、思い切って“おやすみ”にします。

「入らない勇気」も、自分のメンタルを守る大事なルールだと感じています。


🌹おわりに

完璧な手法なんて、きっとありません。

それでも、「自分の性格・生活リズム・メンタル」に合ったスタイルを見つけていくことはできます。

4時間足で大きな流れを決めて、5分足で10pipsをコツコツ。

これが今のところ、私がいちばん心穏やかに続けられているトレードの形です。

この記録が、同じように日々がんばるトレーダーさんのヒントになれば、とてもうれしいです。

プロフィール
この記事を書きました
ひろミーナ

しずかなFX小径へようこそ。この場所は、日々の暮らしに寄り添いながら、無理のないペースでFXを学んでいる大人世代のかたに向けた、小さな散歩道です。56歳を迎えた今だからこそ見える視点を大切にしながら、ゆるやかに心地よくチャートと向き合う時間を一緒に過ごしませんか。木漏れ日のようにあたたかく、落ち着いたひとときを、この小径でどうぞ。

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