8月14日。小さな決意とともに、私はFX口座に5万円を入金しました。
数字にすれば、ほんのわずかな額かもしれません。
けれど、私にとっては「これからの日々を少しずつ豊かに彩りたい」という静かな願いを込めた大切な始まりでした。
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あれからひと月あまり。9月24日を迎えた今日、口座の数字は15万円へと姿を変えていました。
思わず胸の奥で、やわらかな喜びが広がっていくのを感じます。
もちろん利益が増えたこともうれしいのですが、それ以上に「こつこつと積み重ねてきた時間が、確かに実を結んだ」という実感が、心をしっとりと潤してくれるのです。
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取引の世界はときに華やかで、ときに冷たさを見せます。
私自身もチャートを前に、不安や欲に心が揺れる瞬間がありました。そのたびに深く息を吸い、「焦らない」「比べない」と、そっと自分に言い聞かせてきました。
小さな声で自分をなだめるように。
その静かな習慣が、今日の歩みに確かにつながっているのだと感じます。
大人になってからの学びは、若い頃のような勢いではなく、しっとりとした味わいがあります。
すぐに結果を求めず、時間をかけて熟していく。
小さな歩幅でも、自分を信じて続けていく。
そうした過程のひとつひとつが、人生に奥行きを与えてくれるのだと思います。
もちろん、投資にはリスクがあります。
だからこそ、これからも「欲張らず、誠実に」を合言葉に、淡々と歩んでいきたい。
大きな成果よりも、日々の積み重ねの中にある穏やかな充実感を、ていねいに育てていきたい。
そんな気持ちで、今日の記録を綴りました。
5万円から始まった小さな一歩が、15万円へと花開いたことを胸に抱きながら。
これからも静かな自分の歩幅で、しっとりと道を紡いでいこうと思います。




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